相間川温泉〜高崎美術館めぐり|母の『気持ち悪い』から『神社に行かないから説』まで」

旅行

母との群馬・相間川温泉旅行 ①〜波乱の道中編〜

母との旅、毎度のことながら

母との旅は、何かとペースが合わない。待ち合わせは9時と遅く、食事・就寝・起床も2〜3時間のずれがある。

私が昼食を11時半に食べたいなら、母は14時。私が21時に寝たいのに母は23時まで起きていて、寝ている間もテレビを見たりお茶を飲んだりと何かと騒がしい。朝も私が5時に起きるのに対して、母は7時過ぎだ。

それが一番の難所といえば難所なのだが、今回の行先は群馬県の相間川温泉。下道で150kmほどと比較的近く、その点では気楽だった。

あとは、見知らぬ子供や犬に愛想を振りまいて無駄な時間を過ごさなければ良いのだが――それは毎回の願いだ。

出発早々、波乱の予感

出発の朝は、さっそくバタついた。駐車場に向かったところでスマートウォッチをしていないことに気づく。

母を迎えに行ってから取りに戻るか、それとも先に取りに帰るか。一瞬迷ったが、今のうちにと自宅へ戻ることにした。

その分出発は少し遅れたが、母は新聞を読んだり居眠りしたりと相変わらずのマイペース。特に問題はない。

いつもの国道122号も混んでおらず、このまま順調に榛名神社を参拝してから相間川温泉へ――そんな穏やかな道中を想定していた。

「気持ち悪い」事件

出発から1時間ほど経った頃、母が窓を開け始めた。様子がおかしいと感じて声をかけると、「気持ちが悪い」と言う。

ちょうどヤオコー久喜菖蒲の前を通りかかったため、急遽休憩を取ることにした。

しかし、トイレだけでは終わらない。「もう少し休みたい」と言い出し、さらには「ここまで来て」とキャンセル案も拒否。

挙げ句の果てには「朝早くご飯を食べたから」「もう少し遅い出発でも良かった」などと原因分析まで始まり、こちらのイライラはじわじわと積み上がっていく。

急遽、玉敷神社の藤まつりへ

しばらく休んで再出発。当初は上里で昼食の予定だったが、122号を走っていると玉敷神社の「藤まつり」ののぼりが目に入り、急遽立ち寄ることにした。

しかし駐車場はどこも満車。1km離れた体育館に停めて歩くことになる。

さらに途中から雨が降り出し、母を先に行かせて自分だけ車へ傘を取りに戻り、ジョギングで追いかけるという妙な展開に。

藤まつり

藤はちょうど見頃で、小雨にもかかわらず人出は多い。なぜかコスプレイヤーの姿も目立ち、藤との相関関係について考えずにはいられなかった。

藤まつり

気持ち悪そうだった母も、外に出たことで回復した様子。ひとまずは一安心だ。

昼食は断念、パンでしのぐ

神社を出たのは12時15分。ナビで相間川温泉を入力すると、到着予定は15時30分。

時間的に厳しく、楽しみにしていた上里カンターレでの昼食は断念することにした。

途中、道の駅おかべでトイレ休憩とパンだけを購入し、あとはひたすら宿へ向かう。

走るうちにナビの到着時刻も徐々に早まり、焦りは消えていった。

そして14時55分、無事チェックイン。後部座席の母もすっかり回復していた。

相間川温泉に到着

部屋は広く、広縁付き。トイレ・冷蔵庫・電気ポットと必要なものはひと通り揃っている。

部屋

夜に騒がしい母とは距離を取るべく、この広縁で寝ることにした。

広縁

温泉は泥色で足元が見えないほど濁っている。石油のような香りがわずかにあり、舐めると塩気があるという個性的な湯だ。

「7分以上入るな」という注意書きもあり、なかなかパンチが強い。

硫黄の匂いで具合が悪くなった経験のある母に確認したが、今回は問題なし。青森で似た湯に入ったことがあるらしく、むしろ慣れている様子だった。

夕食と夜

夕食は18時から。最近は食べきれないことも多く、素泊まりや朝食のみを選びがちだが、今回は無事完食。ただし母は白米を半分残していた。

宿泊客はもう一組の女性二人のみ。結果的に、男風呂は翌朝まで独占状態となった。

19時前に再び温泉へ入り、部屋に戻ってからはスマホをいじりつつ、20時頃には就寝。

母にはイヤホンをつけてもらい、照明も落としてもらった。

その後、母は鍵もかけずに風呂へ行ったようだが、私は気づかず熟睡。

温泉の効果か、いつも悩まされる夜間頻尿も一度だけで済み、久しぶりによく眠れた。

翌朝、そして後半戦へ

起床は5時。雨は上がり、空には晴れ間が見えている。

この日は高崎市の美術館を二つ巡り、前日断念した上里カンターレにも立ち寄る予定だ。

ただ一つの不安要素は、やはり母の体調である。

「気持ち悪い」と言い出さないことを祈りつつ、旅の後半戦へ。

▶ 続きはこちら:高崎編

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