【GWの朝に起きた出来事】夜勤明けの帰り道で“倒れていたおじさん”に出会った話

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【GWの朝に起きた出来事】夜勤明けの帰り道で“倒れていたおじさん”に出会った話

今日から世間ではゴールデンウィーク。
そんな休みとは関係なく、僕は仕事。しかも夜勤明けで、人がまばらな朝に車で帰宅していた。

■ 道路に横たわるおじさん

自宅から離れた駐車場へ入れる際、道路手前でおじさんが横たわっているのが見えた。

最初は「まったく、朝から酔っ払いかよ…」なんて思っていたけれど、近づくと顔からおびただしい血が流れている。

その瞬間、頭の中でいろんな可能性が渦巻いた。

  • 事故!?
  • 轢き逃げ!?
  • 喧嘩…!?

動かないので、車を停めるなり鍵も掛けずに駆け寄って声を掛けた。

■ 救急車を勧めても“頑なに拒否”

「どうしたんですか!大丈夫ですか!?」「救急車を呼びましょうか?」

そう声を掛けると、おじさんはまぶたのあたりが腫れ、血が流れているのに、しっかりした口調で「大丈夫、大丈夫!」と繰り返す。

何があったのか分からないのでしつこく聞いてみると、

「いや、こけただけなんだよ…」

道路脇には掘削工事で出たらしい大きな石が転がっていて、自転車で乗り上げて転んだようだった。

■ それでも感じた“違和感”

おじさんは50代半ばくらい。黒のジャケットに派手なYシャツ、白いチノパン。
その白いパンツは血と埃で汚れていて、なんだか胸が痛くなる。

「救急車呼びますよ」と言っても、

「大丈夫!大丈夫だから…本当にありがとう…」

と、何度も頭を下げるだけ。

なぜそこまで拒むのか。意識はあるとはいえ、傷は明らかに深い。

僕はおじさんの自転車を起こし、「無理しないでくださいね。早めに手当てした方がいいですよ」と伝えるしかなかった。

最後に聞こえたのは、

「ありがとう、どうもありがとう…」

という言葉だけだった。

■ 帰宅後に残った“後味の悪さ”

家に戻ってからも、ずっとモヤモヤが残った。

  • あの場で119番すべきだったのか
  • 家族の連絡先を聞き出すべきだったのか
  • もっと強く説得できたんじゃないか

意識があるとはいえ、あれほど拒む理由が分からない。
どうか無事に帰れていることを願うばかりだ。

2006-04-29(10:23)

■ 今回の出来事から感じたこと

こういう場面に遭遇すると、正解が分からない。
救急車を呼ぶべきか、本人の意思を尊重すべきか。

でも、もし同じ状況に遭遇したら、
「迷ったら119番」が正しいのかもしれない。

読者の皆さんも、GWは特に事故が増える時期。どうか気をつけて過ごしてほしい。

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